用語集
API
プログラムから機能を呼び出すために用意された名前と使い方の集まり。本書では ellipse や background など、rbCanvas/p5 を通して使う描画機能を指す場合が多いです。
p5.js
ブラウザで絵、動き、入力、音、3D などを扱うクリエイティブコーディング用 JavaScript ライブラリ。rbCanvas/p5 は、その機能を Ruby から利用できるよう橋渡しします。
rbCanvas/p5
ブラウザ上で Ruby の構文を使い、p5.js の描画機能を利用できる環境。本書では0.5.1のOpal版を基準にします。
Opal
RubyのコードをJavaScriptへ変換する仕組み。本書で使うrbCanvas/p5 0.5.1の土台です。Rubyの多くの構文を使えますが、通常のデスクトップ版Rubyとすべて同じではありません。
ruby.wasm
WebAssemblyを利用し、ブラウザなどでRubyを動かすための仕組み。rbCanvas/p5 0.7.2で採用されていますが、本書の実行環境には使いません。
インスタンス変数
@x のように @ で始まる変数。同じオブジェクトのメソッド間で値を保つために使います。本書では setup から draw へ状態を渡す場面で使います。
インタラクション
人の入力と作品の応答の関係。クリックできることだけでなく、操作へどのような変化を返すかまで含みます。
キャンバス
ブラウザ上の描画領域。createCanvas で幅と高さを指定します。
クリエイティブコーディング
機能や業務処理だけを目的にせず、表現、発見、遊びのためにコードを書く活動。完成作品に加え、試行の過程も大切にします。
シード
乱数の並びを決める初期値。同じシードを使うと、同じ乱数列を再現できます。
状態
プログラムが現在どの段階にあり、どんな値を覚えているかを表す情報。位置、速度、昼夜、タイトル画面などがあります。
スケッチ
実行できる小さな作品や実験コード。完成度に関係なく、変化を試す単位として使います。
セルフレビュー
作品を保存して時間を置き、作った本人がもう一度触って観察する活動。採点ではなく、次に試したいことを見つけます。
ノイズ
近い入力に近い値を返し、なめらかな不規則さを作る機能。本書では noise を指します。
フレーム
アニメーションを構成する 1 枚の静止画。draw が呼ばれるたび、新しいフレームが描かれます。
メソッド
名前を付けた処理。Ruby では def と end で定義します。
乱数
呼び出すまで結果が決まらないように扱う数値。作品へ偶然を入れるときに使います。